タミグラ選手権仕様TB04、セッティングを一から見直した! [EPオンロード]
この前の日曜、厚木レジャランでのTB04走行についてブログにします。
タミチャレ仕様(TBLM16T、ギヤ比6.6)からタミグラ選手権仕様(TBLM10.5T、ギヤ比7.391)に変更しての走行でしたが、レジャランでは以前1度だけこの仕様で走らせたことがあります。
その時も強烈な「マキマキ」で悶絶し、結果、かなりグチャグチャなセットとなり不完全燃焼した記憶があります。
その時はフロントユニットが「ソリッド+ダブルカルダンユニバ」でした。
しかし今回は「ギヤデフ+ユニバ」として再チャレンジしました。
何故?
フロント駆動を「ソリッド」にした場合、コーナリング中のタイヤの差動がなくなりアンダーステアになると考えるのがフツーですよね。
確かにコーナリング初期から中盤にかけてはそのような挙動を感じやすくなります。
しかし、最近のシャシーはロール特性が考慮されキャンバーやキャスター角を見直すことでアンダーを解消しやすくなっています。
タイヤの進化もその対策に役立っていますね
問題はコーナリング後半なんです。「前カキ」の力が強く働くので、出口付近はフロントタイヤを中心に車が回転し、リヤを「振り回す」のです。
その結果、リヤグリップ不足の「マキマキ」が発生するんですね~。
車種(ベルト車)や路面グリップによってはこの現象が現れず(フロントがうまく逃げてくれる)、ソリッドの方が扱いやすい場合もありますが、シャフト車であるTBくんはこのような状態に陥りやすいのではと推定~。
「ジャダー」を減らす「ダブルカルダン」もコーナー後半の前カキ推進力増大の一因ではないか考えました。
そこで、「ギヤデフ」と「ノーマルユニバ」の登場です。
ギヤデフはコーナリング中にタイヤの差動を緩和させますから、旋回力をある程度一定にしてくれます。中に入れるオイル粘度でその力をコントロールできるところも良いですね
ただし、その粘度(オイル番手)の最適値を探すのは大変です。試行錯誤するのが本来の筋ですが、ここはある程度決め打ちしてセッティングしていくことにしました。
前日にフロントデフオイルを手持ちで一番固い100万番にしました。あまり柔らかいとやっぱりモーターパワーを生かし切れないと思って、。(後で痛い目に遭いましがね~。)
・・・・・・・・・・・・・・
さて、ウンチクはこの辺にしておいて、実際の走行インプレとセッティング経過を書いていきましょう
バッテリーを搭載してのアライメントチェック後、走り出してみたら、
「ギヤー!マキマキ!!」
でした、。
フロントデフ固すぎでした
曲がるたびに「クルリンチョ!」で、まったくスロットルを開けられません。
とても1パック走ることはできないと判断しPITに戻ります。
で、
フロントデフオイルを30万番に変更~。
安直な手ですが、背に腹は替えられないので、。
この変更で何とかスロットルを開けて走ることができるようになりましたが、ハンドリングはナーバスそのもの、。
これ以上フロントデフを柔らかくしたくなかったので、このままリヤグリップの確保に移ります。
リバウンドストロークを増やしたら落ち着くかなと思ってで3mm→4mmに変更。結果はNG、。
リバウンドは元に戻して、リヤタイヤの面圧を高めて上げるために、スプリングを色付イエローに変更。
少しだけ良くなったのですが、まだまだです。
ロール特性を変更して踏ん張り感を出すために、アッパーアームを上げてロールポイントを見直します。
こちらも若干良くなりましたが、納得のレベルまでは程遠い~。
少しフロントを逃がしてやるつもりでフロントアッパーアーム内側に2mmのシム追加。→まだ駄目、。
全体的に足を固めてみたらと思って、前後ブルースプリングに変更。→良くはなったが50点レベル。
リヤダンパーの取り付け角度をいろいろいじってみたが、あまり変化せず、。
・・・・・・・・・・・・・・・
セットの迷宮に入りそうでしたが、「次の一手」がかなりの効果を発揮しました
その「次の一手」とは
・・・・・・・・・・・・・
続く、。(←またかい)
タミチャレ仕様(TBLM16T、ギヤ比6.6)からタミグラ選手権仕様(TBLM10.5T、ギヤ比7.391)に変更しての走行でしたが、レジャランでは以前1度だけこの仕様で走らせたことがあります。
その時も強烈な「マキマキ」で悶絶し、結果、かなりグチャグチャなセットとなり不完全燃焼した記憶があります。
その時はフロントユニットが「ソリッド+ダブルカルダンユニバ」でした。
しかし今回は「ギヤデフ+ユニバ」として再チャレンジしました。
何故?
フロント駆動を「ソリッド」にした場合、コーナリング中のタイヤの差動がなくなりアンダーステアになると考えるのがフツーですよね。
確かにコーナリング初期から中盤にかけてはそのような挙動を感じやすくなります。
しかし、最近のシャシーはロール特性が考慮されキャンバーやキャスター角を見直すことでアンダーを解消しやすくなっています。
タイヤの進化もその対策に役立っていますね
問題はコーナリング後半なんです。「前カキ」の力が強く働くので、出口付近はフロントタイヤを中心に車が回転し、リヤを「振り回す」のです。
その結果、リヤグリップ不足の「マキマキ」が発生するんですね~。
車種(ベルト車)や路面グリップによってはこの現象が現れず(フロントがうまく逃げてくれる)、ソリッドの方が扱いやすい場合もありますが、シャフト車であるTBくんはこのような状態に陥りやすいのではと推定~。
「ジャダー」を減らす「ダブルカルダン」もコーナー後半の前カキ推進力増大の一因ではないか考えました。
そこで、「ギヤデフ」と「ノーマルユニバ」の登場です。
ギヤデフはコーナリング中にタイヤの差動を緩和させますから、旋回力をある程度一定にしてくれます。中に入れるオイル粘度でその力をコントロールできるところも良いですね
ただし、その粘度(オイル番手)の最適値を探すのは大変です。試行錯誤するのが本来の筋ですが、ここはある程度決め打ちしてセッティングしていくことにしました。
前日にフロントデフオイルを手持ちで一番固い100万番にしました。あまり柔らかいとやっぱりモーターパワーを生かし切れないと思って、。(後で痛い目に遭いましがね~。)
・・・・・・・・・・・・・・
さて、ウンチクはこの辺にしておいて、実際の走行インプレとセッティング経過を書いていきましょう
バッテリーを搭載してのアライメントチェック後、走り出してみたら、
「ギヤー!マキマキ!!」
でした、。
フロントデフ固すぎでした
曲がるたびに「クルリンチョ!」で、まったくスロットルを開けられません。
とても1パック走ることはできないと判断しPITに戻ります。
で、
フロントデフオイルを30万番に変更~。
安直な手ですが、背に腹は替えられないので、。
この変更で何とかスロットルを開けて走ることができるようになりましたが、ハンドリングはナーバスそのもの、。
これ以上フロントデフを柔らかくしたくなかったので、このままリヤグリップの確保に移ります。
リバウンドストロークを増やしたら落ち着くかなと思ってで3mm→4mmに変更。結果はNG、。
リバウンドは元に戻して、リヤタイヤの面圧を高めて上げるために、スプリングを色付イエローに変更。
少しだけ良くなったのですが、まだまだです。
ロール特性を変更して踏ん張り感を出すために、アッパーアームを上げてロールポイントを見直します。
こちらも若干良くなりましたが、納得のレベルまでは程遠い~。
少しフロントを逃がしてやるつもりでフロントアッパーアーム内側に2mmのシム追加。→まだ駄目、。
全体的に足を固めてみたらと思って、前後ブルースプリングに変更。→良くはなったが50点レベル。
リヤダンパーの取り付け角度をいろいろいじってみたが、あまり変化せず、。
・・・・・・・・・・・・・・・
セットの迷宮に入りそうでしたが、「次の一手」がかなりの効果を発揮しました
その「次の一手」とは
・・・・・・・・・・・・・
続く、。(←またかい)
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