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HOC チームGP 合同エンジン慣らし~ [GP ON]

どうも、どーも、。

今日は暑かった~[バッド(下向き矢印)]
湿気も多く、屋外だと一気に汗が噴出してきました。早く梅雨時期が過ぎてくれないですかね~[ふらふら]
さて、先週は予定が合わずGP出撃を見合わせたHOCチームGPですが、この週末(昨日)はいつものようにGPSWへ行ってきました[わーい(嬉しい顔)]
当初は土曜のつもりでしたが、生憎の梅雨空でGPSWもクローズでしたからね~[バッド(下向き矢印)]、日曜出撃となりました。

前夜に車への荷物搬入を済ませ、呑気にTVで「パイレーツ オブ カリビアン」何ぞ見ていたら寝るのが遅くなってしまいましたが、気合で早起きして7時前には現地到着~[ぴかぴか(新しい)]
PIT小屋横のテーブルを2脚確保して、早々にコースチェック!!

170702 (3).JPG

「完全ウエット~(悲)」

前日の雨の影響がシッカリ残っていました。
でもでも、

「そんなの関係ねえ~!(古っ!!)」

気を取り直してPITを構えます。

170702 (1).JPG

なぜ、そんなにモチベーションが高かったかというと、

170702 (2).JPG

「ニューエンジン投入~!!」

そうなのです。R4 Evo君用に12TG ver Ⅲを新たに用意しました~[わーい(嬉しい顔)]
今までの12TG ver Ⅱも使えない訳ではないですが、エンジンちゃんの予備が無いのは不安ですからね~[るんるん]
Papaさん、チームGPの二人(Alettaさん、GAKUさん)からは

「甘すぎる!」

と言われ続けるくらい「甘い」ニードルで使っているから絞り過ぎによるブローの心配は少ないですが、予期せぬトラブルでその日を棒に振らないようにしっかり準備です[ハートたち(複数ハート)]
ちなみにこの日は他の二人も、

「エンジン慣らし~」

でした。Alettaさんはスポンジ車用PICCOを入手され、GAKUさんは以前壊した12TGを修理し、この日が再慣らしになりました。
こうして偶然にも3名ともエンジン慣らしを行うことになった次第~[あせあせ(飛び散る汗)]

なので多少、路面が濡れていても気にしません[ダッシュ(走り出すさま)]
どのみちレーシングスピードになる頃には乾いてきますし、この日ご一緒した方々は濡れた路面を嫌って走り出しが遅れたので、ロースピードで周回するにはピッタリの条件でした[ひらめき]
ということで、エンジンスタート時間(8時)を少し過ぎたくらいで3人そろって慣らし作業開始です。
ではPapaさん流OS 12TG エンジンの慣らし方を紹介しましょう[揺れるハート]
先ずは前日までに終わらせるべき作業の紹介から、、。

買ってきたエンジンは必ず分解清掃
内部に加工屑が混入している場合が希にあります。せっかくの新品エンジンをそんなもので台無しにしたくないので、分解清掃し、コンロッドメタル部やベアリングには給油しておきます。
キャブは分解しませんがパーツクリーナーを入念に吹いておきます。
クラッチ関連を組みつけて、エンジンに同封されている開口部キャップを使ってごみが侵入するのを防ぎ、慣らし当日まで保管です。

で、この後から現場「ブレークイン(慣らし)」作業となります。
エンジン始動前にプラグを外し燃料を数滴PC垂らして、1,2分スターター上で空回し
これは火を入れる前の(念のため)PC慣らしですね~。圧縮が抜ける状態でPCを馴染ませておくと、始動性が良くなる気がするので、。
少しプラグを緩めてからエンジンスタート。「ベンチ慣らし」開始。
プラグを緩めることで圧縮が緩和されるので初物エンジンでは火が入れやすくなります。エンジンに火が入ったら直ぐにプラグを締めるのを忘れずに[exclamation×2]
TGの場合は、約1.5タンクくらいスターター上で廻しますが、この時、メインニードルはスロットルが全開でも高回転にならないくらい1回転以上緩めておくことが大切です。
メインニードルを工場出荷位置に戻して更に1タンク弱「ベンチ慣らし」を実施します。
④の状態からエンジンを止めずに給油して、2タンクくらいゆっくりと走らせます。
燃料タンクが空にならないように注意しながら500ccくらい5度/タンクのペースでメインニードルを絞りつつ走り込みます。
この時、エンジンのヘッド温度は100℃前後をキープです。
だいたいここまでで700ccくらい燃料を使って回すと、「天使の輪」が徐々に作られてきますね~。
中間チェックが終わったら更に500cc程、今度はヘッド温度が120~130℃くらいになるようにメインを絞って走行。こちらも5度/タンクのペースですかね~。
このくらいになってくると徐々に2速へシフトアップするようになります。ヘッドの温度とガス欠寸前のエンジン回転数に注意しながらランニングブレークインを行います。
Papaさんは燃料を1リッター消費するくらいから、メインニードルの絞り方を少なくして、スロー側を絞っていきます。
2速へのシフトアップもしっかりできるようになったら、ほぼ完了ですかね~。全開でも薄っすら排気が白く見えるくらいの燃調です。
とにかくヘッド温度管理が重要です。140℃を超えるようなら「絞り過ぎ」と思われるので、。

完了したスリーブの状態はこんな感じ、。

170702 (11).JPG

少し判りづらいかも知れませんが、「天使の輪」ができています。ここまでたら、一度分解清掃を行い、コンロッドチェックやメタル部の給油をしっかり行って「慣らし」が終わりとなります。
レース用として保管するも良し、引き続き使うのも良しとなりますが、Papaさんは「レース用保管」としました。
次回の京商カップにヘッドをノーマルに変更して使用するつもりです[わーい(嬉しい顔)]
さて、「慣らし」の様子をAlettaさんが撮影してくれたのでその動画を転載させてもらって今日は〆ます。



「慣らし」といってもしっかりスロットルを握ってヘッド温度が下がらないように走っているつもりです。
ペースがゆっくりなのはまだまだ慣らし途中ですから~。
じゃ!

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